「芸州廿日市の七尾城とは」
文政2年(1819)「国郡志御用二付郡辻書出帳」によれば
「佐伯郡七ッ尾 佐方村岩戸尾(いわとお)、同村篠尾(ささお)、廿日市桜尾(さくらお)、下平良 宮内村藤掛尾(ふじかけお)、同村越峠尾(こいとお)、上平良 宮内村谷宗尾(たにむねお)、同村宗高尾(むねたかお) (以上古来ゟ当郡七ッ尾ト申伝へ)」とある。
また、
「古城跡 佐方村嶽尾 城主 遠藤美作守、廿日市桜尾 同 厳島神主後二桂元澄、下平良 宮内村藤掛尾 同 小方加賀守、上平良 宮内村谷宗尾 同 小幡上総介、同村宗高尾 同 糸賀平左衛門、是ヨリ以下城主相知不申分下平良 宮内村越峠尾」 とある。
(「廿日市町史 資料編Ⅱ」 昭和50年) 6ヶ所記載あり。
文政8年(1825)「藝藩通志」によれば
「桜尾 廿日市にあり、谷宗尾、宗高尾、藤掛尾、越峠尾 並びに宮内、平良二村の界にあり、岩戸尾、篠尾 並びに佐方村にあり、上の桜尾より、此の篠尾までの七所を七尾城と称す。
文政8年には記載のない、政嶽尾城(たけおじょう)は、佐方村にあり、毛利の麾下、遠藤美作所居(しょきょ)。
詳細は「廿日市市郷土文化研究会ホームページ」内、
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-中世山城の遺跡七尾城-(サイドバー付)
http://kyobunken.onushi.com/newpage29.html
をご覧ください。
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